相続放棄しても賃貸物件に住み続ける方法は?配偶者には特例が!
山田 愼一
相続の相談件数は業界でもトップクラスの年間1800件のグリーン司法書士法人の代表司法書士。
保有資格:司法書士/行政書士/家族信託専門士/M&Aシニアエキスパート
ご相談内容
相続放棄をしても賃貸物件に住み続けることはできますか?
専門家からのご回答
結論から言うと、賃借人としての地位も相続財産の一つにあたるため、住み続けた場合、相続放棄ができなくなります。
ですが、住み続けられる場合もありますので、詳しくお話ししていきます。
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なぜ相続放棄すると賃貸物件に住み続けることができないの?
亡くなった方の名義で賃貸契約を行っている物件に住み続けることは、相続することを認めたことになるため、相続放棄ができなくなってしまいます。
そのため、借金などを相続放棄したいと考えているのであれば、転居をする必要があります。
相続放棄しても賃貸物件に住み続ける方法と注意点
退去をする際に返還される敷金も相続財産に含まれるため、受取ってしまうと相続放棄ができなくなってしまうので、相続放棄を検討されている場合はご注意ください。
しかし、現在のお住まいの契約者を、あなたに変更する賃貸借契約が締結できれば、相続放棄ができ、住み続けることも可能です。
その際の手続き等はそれぞれ異なりますので、オーナー様や賃貸会社様に尋ねることをおすすめします。
相続放棄を考えている場合、相続財産を相続人が自分のために使ってしまうと、相続をすることを認めたと裁判所に判断をされ、相続放棄ができなくなる危険性があります。具体的に、どのような行為をしてはいけないのか、どのような行為であれば相続放棄するのに問題がないのか判断ができない場合は、専門家にご相談下さい。
配偶者は相続放棄をしても住み続けることが可能
住み続けた場合、相続放棄ができなくなるとお話ししましたが、相続放棄をしても賃貸物件に住み続ける方法はあります。
それは、賃貸物件の大家さんと新しく自分の名義で賃貸契約を結び直す方法です。
被相続人の名義では住み続けることができないので、契約し直すこととなります。
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そもそも相続放棄とは?
相続放棄の選択肢や条件、いつまでに行わないといけないのかなどについて知りたい場合は、下記のページをご参考にしてください。
相続放棄について相続放棄を検討されている方はご相談ください!
相続放棄のお手続き費用に関しましては、【クレジットカード払い】が可能です!
なぜなら、相続放棄手続きは定められた期間内に行う必要があるので、素早く手続きを行わなければならないからです。
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一般の方向けのセミナーの講師や、司法書士や税理士等専門家向けのセミナー講師も多数手がける。オーダーメイドの家族信託を使った生前対策や、不動産・法人を活用した生前対策が得意である。
- 【保有資格】司法書士/行政書士/家族信託専門士/M&Aシニアエキスパート
- 【関連書籍】「世界一やさしい家族信託」 著者/「はじめての相続」 監修
- 全国司法書士法人連絡協議会 理事