【相続】2011年の漢字・絆

2011.12.25

今年、いたるところで耳にした「絆(きずな)」という言葉。 本当に、絆についてたくさん考えさせられる1年になりました。 私達が携わる相続に関する業務についても、まさしく絆がキーポイントになることが多く、家族が相続に直面した瞬間に、絆の強さを問われるように思えてなりません。たとえば、実態を無視したような、書類上で小手先の相続対策を取ってあったとしても、それを受け継ぐ相続人の方々と、亡くなった方との間に絆が無ければ、その相続対策が水の泡に帰してしまう、といったこともたくさん存在します。 でも絆さえきっちり存在すれば、法律は最小レベルのみで必要とされるに留まり、極端な言い方をすれば、法律の専門家がそれほど必要無くなるでしょう。 今年の振り返りになりますが、2011年は、政治・経済・金融・社会・教育、そういった全てがガタガタと揺さぶられたような気がします。 人と人との繋がりがクローズアップされた1年でしたが、それでも現代の日本は日々いろいろな繋がりが断ち切れられていき、「個」の大量生産が毎日行われているような気がします。 今、声高に叫ばれている「絆」が、ニーズや損得勘定、そのときの仲良しどうしが結びつくような絆ではなく、「知らない人達だけど、困ってそうだから気になる」といったようなもの、いわば「絆弱者」の人たちと、社会がいろんなところで結びつくことができるようなものであってほしいと思います。なぜならそれが、政治・経済・金融・社会などの根本的なシステムを、現代に即した形に変えていく原動力のひとつだと思うからです。 これまで出会ったことの無い「個」と「個」を結びつけるあらゆるツールがもっともっと開放されていき、そこで生まれた新しい思想や問題意識、基準などが、政治・経済・金融・社会に最大限に反映されやすい仕組みがたくさんできていけば、私達の生活が本当の意味で豊かになっていくんじゃないか、自分達の生活をもっと能動的に向上させていくことができるんじゃないかと思っています。 なんだか大きい話になってしまいましたが、民法の大原則の一つ、「私的自治」にやんわりつながりました 笑【西田】

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