皆様　こんにちは、司法書士・行政書士の山田です。 「成年後見制度」って何なの？ってことですが、最近は少しずつですが一般の方でもこの制度を理解されている方も増えているのかなと実感してます。 ただし、間違った理解や偏見があるのも事実で依頼者にご説明すると、驚かれるケースも多いですね。 まず、成年後見制度とは？という事ですが、　「判断能力が不十分な本人の権利を守る制度」と言えます。そして「判断能力が不十分」っていう中には、浪費家や身体的障がいや性格の偏りは入りません。　　「権利を守る」というのは成年後見人は本人の権利を守るために仕事をしますが、その仕事は「財産管理と身上看護」です。日用品の買い物、入浴介助、介護、看護等の事実行為は含まれません。 ざっくり言うと、成年後見人の仕事は、本人に代わって預金の管理をしたり、介護をしてくれる人と契約したりということです。そして成年後見人になれるのは親族だけでなく、我々司法書士のような専門家等に依頼して就任してもらう方法もございます。 　当事務所では成年後見に関するご相談もお受けしております。お気軽にご相談ください。