葬儀の生前契約とは?
2014.02.14
◆葬儀の生前契約とは?
葬儀について本人が生前に契約を結んでおくことです。
葬儀の生前契約は米国で始まったとされており、欧米で広く行われているもので「プレニード」と呼ばれています。
米国では葬儀社の98%がこのシステムを採用しており、市民社会に深く浸透しています。
生前契約は
① 葬儀の内容を取り決める
② 葬儀費用の支払い方法を定める
の2段階からなります。
◆生前契約が登場した背景
米国で「プレニード」が普及した主な理由には
① 米国は日本と異なり個人社会であり、香典という習慣もなく、葬儀費用は全て遺族負担となること
② 葬儀によって遺族に経済的負担をかけたくないとする人が多いこと
③ 葬儀の仕方に意思を反映して欲しいと思う国民性
の3つが挙げられます。
日本においても①~③の傾向になっているため、注目されています。
司法書士 中川 徳将
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