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2012.12.06
根抵当権とは、継続的に発生する債務を極度額まで担保するための抵当権のことです。
抵当権と異なり、担保すべき債権が特定されていないことが特徴です。
特定の債権ではなく、極度額という枠と期間が定められています。
抵当権の場合には、原則として1つの抵当権に対して1つの債権しか認められず、新たに債権が発生する場合には、また新たに抵当権を設ける必要がある。そのため、手間がかかり、さらには登記費用も掛かります。
しかし、根抵当権の場合には、1つの根抵当(担保)で、極度額が設定され、極度額内であれば何度でも根抵当権として担保されるようになります。 司法書士 中川 徳将